会計ソフトと会計アプリ、町内会にはどちらが向くか
弥生会計やfreeeのような会計ソフトは、複式簿記で決算書を組み、税務申告まで進めるための道具です。町内会・自治会の会計は現金の出入りを順に記録する単式簿記で足りることがほとんどなので、会計ソフトを入れても機能の大半は使わないまま、勘定科目の設定でつまずきます。一方で町内会には「班ごとに会費を集めて、どの世帯が払ったかを管理する」という、会計ソフトが想定していない仕事があります。集金の管理が仕事の大半を占めるなら、会計ソフトより集金機能のある会計アプリのほうが合います。逆に収益事業があって決算書や申告が必要な規模なら、会計ソフトを検討してください。
領収書がもらえない支出はどう処理するか
ご祝儀・お車代・自動販売機の飲み物代など、領収書が出ない支出は必ず発生します。この場合は出金伝票(100円ショップや文具店で買えます)に日付・金額・支払先・用途を書いて、領収書の代わりに保管します。記録するときにメモ欄へ「出金伝票あり」と残しておくと、監査のときに現物と突き合わせやすくなります。レシートしかない支出も、何のための支出かを一言書いておけば問題ありません。
繰越金が合わないときに見る3か所
「通帳残高+手元現金」と「帳簿上の次年度繰越金」が合わないとき、原因はたいてい次の3つのどれかです。①年度をまたぐ入出金(3月に集めて4月に口座へ入れた会費など)、②記帳漏れ(口座振替の手数料や利息)、③現金と口座の間の移動を収入・支出として二重に数えている。marufiは残高が合わない箇所の候補を自動で拾い出すので(無料)、この3か所を1件ずつ目で追う作業を減らせます。
Excel(エクセル)で続けるか、移すか
世帯数が少なく、会計担当が数年変わらないなら、エクセルのままで問題ありません。移したほうがよいのは「世帯数が多くて集金の済/未がすぐ分からない」「輪番で毎年会計が代わる」「パソコンを開かずスマホで記録したい」のいずれかに当てはまるときです。marufiは今使っているExcel・スプレッドシートをAIが読み取ってそのまま取り込めるので、乗り換えのために1年分を打ち直す必要はありません。