PTA会計報告書の書き方
PTAの会計報告書は、1年間のお金の流れを保護者全員に説明するための書類です。難しく考える必要はなく、押さえるべきは「収入の部」「支出の部」「次年度繰越金」の3つだけです。
収入の部
先頭には必ず前年度繰越金を書きます。これは前年度の報告書の「次年度繰越金」と同じ金額です。ここが一致していないと監査で必ず指摘されるので、最初に前年度の報告書と突き合わせてください。そのあとにPTA会費・補助金・寄付金など、お金の入り口ごとに行を分けます。会費は「1口あたりの金額 × 口数」を備考欄に書いておくと、質問が出たときにすぐ答えられます。
支出の部
支出は「何に使ったか」の分類ごとにまとめます。行事費・広報費・会議費あたりが金額の大きい定番項目です。1本ずつのレシートを全部並べる必要はありません。分類ごとの合計額を書き、明細は帳簿と領収書つづりで確認できるようにしておくのが一般的です。予算額の列を設けて予算と決算を並べると、「予算どおりに使われたか」がひと目で伝わり、総会での説明が楽になります。
次年度繰越金と監査欄
次年度繰越金は「収入合計 − 支出合計」です。この金額が通帳の残高(+手元現金)と一致していることが会計報告の生命線です。最後に会計監査の署名欄を設け、監査を受けてから総会に提出します。
監査で見られる3つのポイント
- 帳簿と領収書の一致 — 領収書は日付順にノートに貼るかファイルに綴じておく。レシートしかない支出は余白に用途をメモ
- 報告書と帳簿の一致 — 報告書の各項目の合計が帳簿の集計と合っているか
- 繰越金と通帳残高の一致 — 次年度繰越金が通帳残高と合っているか。現金で持っている分があるなら金額を明記