子ども会の会計報告書の書き方
子ども会の会計は金額こそ大きくありませんが、保護者から預かった会費と自治会・市からの補助金という「人のお金」を扱います。年度末の総会で報告書を配り、監査を受けて次の役員に引き継ぐまでが会計の仕事です。書式は難しくなく、「収入の部」「支出の部」「次年度繰越金」の3つを押さえれば十分です。
収入の部
先頭に前年度繰越金(前年度の報告書の「次年度繰越金」と同じ金額)を書き、そのあとに会費・補助金・廃品回収収入などを行を分けて記載します。補助金は「どこから・いくら」を備考に書いておくと、翌年度の役員が申請時期を調べる手がかりになります。廃品回収やバザーの収入がある子ども会は、回ごとの金額を帳簿に残しておき、報告書には年間合計を書けば十分です。
支出の部
支出で金額が大きいのは行事費です。夏祭り・クリスマス会・歓送迎会など、行事ごとの内訳を備考に書いておくと質問されたときにすぐ答えられます。忘れやすいのが保険料(安全共済会など)と上部団体会費(市子連など)で、この2つは毎年ほぼ固定で発生するため、テンプレートにあらかじめ行を設けてあります。
領収書がない支出の処理
景品の買い出しや謝礼など、領収書をもらいにくい支出は出金伝票で代用します。日付・金額・用途・支払先を書いて領収書つづりに一緒に綴じておけば、監査でも問題なく通ります。「誰が見ても何に使ったか分かる」状態にしておくことがポイントです。
役員交代時の引き継ぎ4点セット
- 会計報告書(前年度分) — 新年度の「前年度繰越金」の根拠になる
- 帳簿と領収書つづり — 質問が出たとき遡れるように
- 通帳と印鑑 — 次年度繰越金と通帳残高が一致した状態で渡す
- 年間スケジュールのメモ — 会費の集金時期・補助金の申請時期・行事の予算感など、口頭でしか伝わっていない慣例を書き残す
特に4点目が抜けがちです。子ども会の会計は毎年交代するため、「前任者しか知らないこと」が引き継がれずに消えるのが一番のトラブルの元になります。